従来のツーバイフォー工法は、プレカットした材料を現場に搬入し、現場で大工さんが、床組を行います。その組まれた床の上を作業台にして、壁パネルを一枚ずつ造り、建て起こしていく方法で、1階・2階・屋根と造っていきますから、大工さんの腕次第で、品質や精度にもバラツキが生じます。ところが、2×4大型パネル工法は、産業ロボットを導入した工場一貫生産によって、品質の大幅な向上を均一化、さらには精度・性能等も一般のツーバイフォーに比べて良く、現場での施工ミス等も防げる画期的な工法です。
●床・壁・屋根パネルと工場一貫生産品だから、品質にバラツキがない、精度が高く均一化され、居住性をさらにアップさせます。
●現場では、組立て順に組立てるだけですから、現場作業の簡略化、省力化により、施工ミスも防げ、仕上がりも均一。
●工期の短縮。
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短工期を生かす
1年を平均すると広島市で4〜5日に一度雨が降る。
ツーバイフォー工法は乾燥製材を使用した木造工法です。躯体工事中の雨は大敵です。躯体組立中の現場が雨に濡れると、布基礎内部に水が溜まります。釘が錆びて染みになることもあります。材が乾燥と湿潤を繰り返すと割れや狂いの原因になります。釘の保持力も落ちます。また水分はカビ発生の原因になったりします。「せっかくの乾燥材が台無しです」。材料も、泥が付着したり、汚れがちとなります。お施主様に対して、どのように説明しても言い訳となってしまいます。 |
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