端材活用|株式会社プレックコンポーネント

就労支援施設でプラスチックのアップサイクルに取組む


 「社会福祉法人太陽の町」さんでは、就労支援に縫製事業がありその中でプラスチックシートを原材料としたバッグ作りが行われています。
 このバッグは、紙屋町シャレオの「ふれ愛プラザ」とそのネットショップで販売されています。 ネットショップ https://www.fureai-plaza.com/shop/  




 山あいにたたずむ太陽の町さんは、東広島呉道路の呉方面大多田で降りて右折するとすぐに大きな看板が目に入ります。
 バッグの材料となるプラスチックシートはペーパーラップと呼んでいますが、カナダからの輸送中の防汚目的で使用していますので、当然表面は埃でよごれています。アップサイクルの最初の作業はこの汚れの除去になります。
 汚れの除去の後に裁断し、再度洗浄するそうです。そのあとアイロンがけで型を起こしていきますが、この作業が一番重要で、後の縫製工程の善し悪しが決まってくるそうです。
 縫製作業は大型ミシンがずらりとならんだこの部屋で、就労支援事業として行われています。大きなモータがついた業務用ミシンがあるので、厚手の生地など様々な縫製作業が請けられるようです。
 訪問した時、柿渋で染め抜いたバッグを見せていただきました。帆布を材料としたバッグやポシェットが作られ、柿渋の風合いが柔らかな仕上がりになっています。これも販売中です。