プレックコンポーネント|ツーバイフォー|ツーバイフォー工法住宅パネル


SDGsの取り組み

 SDGs未来都市東広島推進パートナーとして活動する当社は、その取り組みについて東広島市からインタビューを受けました。その内容をご紹介します。
 インタビューの内容はこちらから
SDGs取組みの起点となった巣箱

目標4 質の高い教育をみんなに

4.2 2030年までに、すべての少女と少年が、初等教育を受ける準備が整うよう、乳幼児向けの質の高い発育支援やケア、就学前教育を受けられるようにする


 当社は2021年3月から、東広島市内の保育施設に対して、製造過程で生じる木の端材から作った積木セットを提供してまいりました。令和4年3月現在、提供した数は、東広島市内だけで23施設35セットとなっています。木の積木は、その手触りとにおいが子どもたちの五感と、積み上げることによる創作意欲を刺激しながら、新しい形を想像する教育への貢献ができていると思います。
 令和3年12月には端材で制作したスタンド400セットを東広島市保育課に提供することを高垣市長に報告させていただきました。このスタンドは保育園の卒園制作の材料に使っていただくことを目的に提供しました。様々な思い出をスタンドに描きとどめることを通して子どもたち記念になればとの思いです。

 提供先などの内容は弊社ホームページの「端材活用プロジェクト」にまとめて配信していますのでご覧ください。


目標7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに

7.3 2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる


 当社は2022年2月、SDGsの取組みの一環で進めていた、事務所及び工場の照明のLED照明への交換が完了しました。
 当初の取組み課題としては明示していませんが、検討段階では2030年までの目標として掲げていました。事務所の一部は昨年交換していましたが、徐々に交換を進めこの度、全交換に至りました。
交換前 交換後


 当社は2022年5月、SDGsの取組みの一環で進めていたフォークリフトの電動化に関し、所有する3台のうち1台をバッテリー車に入れ替えました。
 当初の取組み課題としては明示していませんが、照明と同じく検討段階では2030年までの目標として掲げていました。残り2台のフォークリフトについても2030年までに入れ替え予定です。
入れ替え前

入れ替え後

目標8 働きがいも経済成長も
8.3 生産的な活動、働きがいのある人間らしい職の創出、起業家精神、創造性やイノベーションを支援する開発重視型の政策を推進し、自社とサプライチェーンにおける全従業員のために、働きがいのある仕事と生産的な活動を提供する
目標12 つくる責任つかう責任

12.5 ステークスホルダーと協力し、再生可能・バイオベース・リサイクルなどの循環型ビジネスモデルを推進し、ゴミの発生量を減らす


 ”目標4質の高い教育をみんなに”で取組んでいる、木の端材による積木の提供はそもそも廃棄物の削減をテーマに取り組んできたものです。200年近くの年輪を刻む木を、端材だからと言って廃棄するのはもったいない。わずかではありますが、育てられた木を「悠久の森からの贈り物」として積木に作り直すプロジェクトを進めてまいります。
 積木の制作を福祉作業所に依頼することを基本として、作業報酬を得ていただくことでみんなで幸せになる仕組みを構築してまいります。


 製品に使用されない材料は、保育園の備品整備の材料に使ってもらう活動もしています。


廃プラスチックも有効活用
 廃棄しているのは木材だけではありません。輸送のためにツーバイフォー材を包んでいるペーパーラップは、産業廃棄物の廃プラスチックとして廃棄されるだけでしたが、アップサイクルによってバッグに生まれ変わることになりました。


のこ屑カンナ屑の有効活用の道も開いています
 クッションと断熱を兼ねて養鶏の足元に敷いて


 この他、のこ屑カンナ屑は保育園の土壌改良にも活用されています






目標15 森の豊かさも守ろう

15.2 自社事業やサプライチェーンにおける森林破壊や森林劣化を減少させる取組みを行う

 事業に必要な木材は、ツーバイフォー材はFSC認定のあるサプライチェーンから輸入しており、森林破壊や森林劣化に配慮した取組みを支援しています。また、その他に当社は合法木材のみを扱う企業として登録しており、今後も持続可能な森林管理に貢献してまいります。


目標17 パートナーシップで目標を達成しよう

17.17 効果的な公的・官民・市民社会のパトナーシップを推進する

 木の端材を使った積木の制作に障害福祉サービス事業施設に協力いただく予定です。ツーバイフォー材の包装材であるペーパーラップを使ったアップサイクルには、ブルーシートの再生や洋服の修理、リメイク、オーダー服の制作などを手掛ける工房にご協力いただいています。のこ屑やカンナ屑の再利用先として、養鶏場と保育園がご協力いただいています。また、端材だけで作るコンポスト(通称「キエーロ」)の屋根材となる波板を、エクステリア業者から端材として提供を受ており、当社が産業廃棄物の削減と有効活用に貢献しています。
 このようなパートナーシップを広げることで、SDGsの取組みが当たり前になるように努めてまいりたいと考えています。以下のリンクでご紹介します。
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