端材活用|株式会社プレックコンポーネント

木材の防水シートがバッグに変身 ”工房こどもノか”


 ツーバイフォー材を船便で日本に輸送するとき、防水目的でツーバイフォー材に掛ける通称ランバーシートが、こちらの皆さんの手にかかるとバッグに変わります。  




 製造過程から出るものは産業廃棄物として処分しますが、これらの有効活用を模索するときにランバーシートをどうするか。考えた末、SDGs未来都市東広島推進パートナーで、ブルーシートの再生や洋服の修理、リメイク、オーダー服の制作などを手掛ける”工房こどもノか”さんを訪ねました。
 ご自宅にアトリエを構えて、妹さんと二人で取組んでいらっしゃいます。






 現在、地元ハウスメーカーの建築現場から出て廃棄するブルーシートをアップサイクルしてコンポスト用バッグを制作されています。コンポスト用の土を販売されている方とタッグを組み家庭用コンポストとして大手量販店で販売されており、時流に乗った商品として売れ行きは好調なようです。
 ランバーシートは、ツーバイフォー住宅の壁や床の材料となる木材SPF(木種:スプルース・パイン・ファーの総称)をカナダから輸入する際に、その木材を防水防汚目的で包んでいるシートです。


 産業廃棄物の廃プラスチックとして処分しているランバーシートを素材として、バッグとポーチそしてカードケースを作ってこられました。
廃棄されるものを利用して製品にする。こういうのをアップサイクルと言うらしいのですが、拝見して出来栄えにビックリしました。






ランタンケースにアップサイクルして発売開始 2022/8/24


カナダから輸入のツーバイフォー材を包装しているペーパーラップが、「工房こどもノか」さんでランタンケースにアップサイクルされ発売になりました。 その名もアップサイクルプロジェクト「TUTUMARU」(包む+守る)シリーズ。
 今回は、ビームス広島とマクアケがタッグを組んだプロジェクト内で発売開始。このランタンケースの他にも中国地方の選りすぐりの品々が販売されています。
詳しくはクラウドファンディングのWEBサイト「マクアケ」にアクセスしてみてください。
https://www.makuake.com/project/tutumaru/