ツーバイフォー工法住宅のパネルを製造する過程で生じる端材は、割れや反りなどの理由でカットされた寸足らず材となって製品の製造に利用できないため、そのいくらかのものはリサイクル業者に販売します。それでもなお残るのが今回の対象となる端材です。
産業廃棄物として処分するか、リサイクル業者に引き取ってもらうしかない端材を、単に処分するのではなく他に価値的に利用できないかと、SDGsに取組む中で検討を始めました。
保育所に提供すると、木とのかかわりが少なくなってきている子ども達には、木の手触りは新しい触感で、木の特徴的な香りは新鮮であったに違いありません。また、端材はきちんとした寸法にまとまっておらず個々で微妙に違うところが子ども達の創造力をかりたてたのかも知れません。工夫していろんな組み合わせでいろんな物を形作ってくれました。
保育所は、端材のバリ取りをしてそのまま提供した一例です。2×4材は、厚みがあるので加工用材料として様々な用途に利用できるのではないかと思います。以下に、保育所に提供した端材と、材料を加工した使用例を掲載します。
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