端材活用プロジェクト|株式会社プレックコンポーネント

端材活用Project




中黒瀬小学校 2021.02

 小学校低学年の児童が黒板を使うときには、ちょっとした踏台を必要とする場合があります。踏台といえばどこにでもありそうですが、黒板前に置く適当な大きさの踏台は、なかなか見当たりませんでした。
 木製品の製造過程で出る端材を有効活用してもらえないかと、東広島市教育委員会へ投げかけている弊社の情報を耳にされ、踏台の製作に活用したいと今回、端材の受け入れ先として手を上げられました。

 



いずれの学校にもDIYを得意とされる先生がいらっしゃいますが、中黒瀬小学校も例にもれず、先生自ら端材を使った踏台の製作に取り組んでいただいたようです。

今回製作されたのは、低学年向けの踏台です。
二段の踏台になった物もあり、その下段は引き出せるようになっているのでしょうか。工夫され心のこもった踏台となっています。
児童の皆さんも喜んでくれていることと思います。



お届けできる材料は、製品に使えない端材ということもあり長さが300mm以下の物になります。また、多少の汚れやカビなどもありますがDIYには問題有りません。ただ幅は材料規格で、2X4、2X6、2X8とあり、2X8になると、短くても幅が約184mmと面積が大きく取れる材料です。工夫次第で棚、踏台、テーブルにも活用できると思います。





中黒瀬小学校レポート 2021.10.1


 踏台の完成から少し経過しましたが、中黒瀬小学校の先生が製作された踏台が、小学校で利用されている様子をレポートさせていただきました。

 踏台を使うことで、1年生が黒板の高いところまで書き込めるため、黒板の面積が有効に使えるようになった様子が分かります。





 黒板の掃除でも踏台は活躍していました。書いた文字は踏台を使って消していく、幅広い活用の様子を拝見しました。
 端材を有効に活用いただき、大変嬉しく思います。