端材作品コンテスト|株式会社プレックコンポーネント

2020年 第一回端材作品コンテスト




 この取り組みは、端材の有効利用を目的として端材を利用した作品を公表することで、ツーバイフォー材そのものと、その利用価値を広く知ってもらい、例えば中学生等の技術学習の一環としてその作品制作を採用してもらうことで、作品作りを通してツーバイフォーの魅力を感じてもらい、将来的には業界の一翼を担う人材に成長してもらいたいと考えています。

 社内で全社員による投票を行い、獲得票の多い作品から優秀賞を決定して表彰しました。では、入賞作品から順に紹介します。

<傘立て> 優秀賞

2×4材の端材を小さなブロックに加工した端材を接着しながら積み上げたものです。表面は制作者の子供さんが手伝って、きれいに仕上げてくれました。 傘立ての絵はお子さんが書いてくれたものです

傘立ての下部には、雨雫を受ける皿が収納できるようになっています。










<木 琴> アイデア賞

 ランバー材の端材を使った木琴です。誰も想定し得なかった作品です。ちゃんと音階も調整してありビックリです。










<カレンダー> 敢闘賞

 年月日の入れ替えを可能にした万年カレンダーです。端材で数字の小片を作り、抜き差しできるよう個々に削って微調整しています。








ここからは、
残念ながら入賞を逃した応募作品をご紹介します。









<エトセトラ>

 正面から時計回りに、ドアストッパー、飾り、ティッシュペーパーケース、照明(中にランプがあります)、スマホホルダーと、簡単に何でもできてしまいます。










<キャットタワー>

 室内に置く猫の遊び道具で、材料は大きなサイズを使用していますが、カビや腐れなどで使用できない材料を鉋掛けして利用しています。










<トレー>

 合板をカットして市販の取っ手を取り付けた、誰でも簡単にできる一品です。










<プランター>

 ランバー材と、ランバー梱包用スペーサーで制作した、とても安価にできるプランターです。










<観賞植物用棚>

 ランバー材を細長く割って短く切断したものを、レンガ調に並べた棚が特徴の植物棚で、小物置きにも使えます。










<靴 箱>

 サッカーシューズを想定した靴箱です。2段になっており、一番上の平板中央には穴があり、サッカーボールが転がらないよう置けるようになっています。

2段の靴箱は分離できるので、置き方を工夫することもできます。










<踏 台>

 日本家屋の多くは玄関かまちが高く、高齢者には難しい段差になっているため、これを解消する踏台です。1段目は引き出し式になっています。










<小物入れ>

 あえてOSBの表情を残したまま塗装せず、そのまま使って加工した、蓋つきの小物入れです。










<積み木>

 ランバー材を井形に組んだ簡単な構造のおもちゃ箱に加え、ほぼ同じ平面積に加工した端材に、子供さんが絵を書いて積み木にしてくれました。










< 棚 >

 合板とランバー材を釘で結合した簡素な構成ですが、市販のピンを使い、スリッパなどが置ける棚に仕上げてあります。










<踏 台>

 高い位置の収納棚の物を出し入れするときに使う踏台で、空いた空間に小物入れを作りました。

引き出しは、厚み方向に挽割ったランバーと合板で出来ています。










<作業台>

 ランバー材を釘で固定するだけで出来る、踏台兼作業台です。このまま作業台として、上の板を取り外して踏み台として使えます。










<鉢置き>

 釘を使わずに合板を組み合わせるだけで組み立ててあります。

天板だけを取り外していますが、全て1枚ごとに分解できるので、不要の時はどこかの隙間に収納できます。










<蜂の巣箱>

 同じ長さのランバー材を四角に組み合わせ固定し、中に巣を作り易いように、針金を付けた簡単なものです。

これを複数段重ねることで、実用的な蜂の巣箱になります。